第Ⅱ部 獣医師を語ろう!

いよいよ第Ⅱ部ですっ!

Ⅱ部では「これからの獣医師に求められることについて」をテーマに講演をいただき、その後に学生のみでのグループディスカッションを行い、さらに先生方とのパネルディスカッションを行い、意見の共有と交換を図りました

 

◆講演「これからの獣医師に求められることについて」

                               畜水産安全管理課長

※レポート作成中

 

◆グループ・パネルディスカッション

◇パネラー
・山本実(動物衛生課国内防疫調整官)
・境政人(消費・畜水産安全管理課課長)
辻山弥生(消費・安全政策課食品危機管理官) 
◇1年生①グループ
 求められること:知識、コミュニケーション能力
 知識をつけるには勉強をすればいいが、コミュニケーション能力を身につけるには相手に伝えようとすることや人に説明することに慣れることが必要
 ○山本先生コメ:わからせようとしてもダメ。まず、人の話を聞くこと。広い社会常識を持つことも重要。
 
◇1年生②グループ
 求められること:コミュニケーション能力の向上
 総合学部ではないから人文系がいなく幅広い視野が必要となるから
 ○境コメ:公務員として求められることは体力が1番、精神力が2番、組織の中での協調性が3番が、能力は4番。能力は仕事の中で身につけばいい。積極性を持って。
 
◇1年生③グループ
 求められること:コミュニケーション能力、広い視野
人前で何か発表したり、日頃から新聞・週刊誌を読んだり、今回のイベントに参加する
積極性がコミュニケーション能力につながる。
 ○辻山コメ:目の前の動物だけじゃなく、獣医師が社会の中で何をしているかを考えてほしい。
 
◇2年生①グループ
 求められること:コミュニケーション能力
 臨床の場では飼い主さんに対して、農水省では国民に対して、専門用語以外で説明でき
るように。“おバカブーム”だけどそれじゃいけない。日頃から新聞など読む。英語力、
国際力が試される場は広がっている。セルフコントロールするためにもコミュニケーシ
ョン能力が必要。
 ○山本コメ:異分野知っていると役立つ。将来何になるか自由に時間をかけて考えて
 ○境コメ:法律屋ではないからこんな法があると知っているだけでいい。前向きにチャレンジできる力が必要
  
◇2年生グループ②
 求められること:常識・教養、礼儀
 常識・教養を身に付けることは視野が広がるから
 境先生への質問:国内外での獣医師の地位の違い
 辻山先生への質問:女性として2年ごとに転勤することをどう思ったか。産休を取ることの周囲の評価は。
 ○境コメ:欧米では畜産業が大きく獣医師のレベル高い。日本でも期待が高まっている。
 ○辻山コメ:当時(辻山先生が出産を迎えた頃)、育児休暇はなく産休しかなかった。今はある。女性として気負うことはない。やってみるとできちゃう。母親も体力勝負。
 
◇5年生グループ
求められること:①コミュニケーターとしての役割②獣医師としてこうありたいと表現するアーティストとしての役割
 ○山本コメ:コミュニケーターとアーティストは表裏一体。食の安全性など、社会が獣医師に期待する役割は増えている
 
◇2,3年生グループ
 求められること:コミュニケーション能力
 人に関しても洞察力のある獣医師が必要。獣医学科以外の人と話すことが大切。獣医学
生にエリート意識があるのではと思われるがそれは不要である。
 ○辻山コメ:いろいろな視点から見ることが大切と認識している。自らアクティブに教えてもらえるように
 
◇4年生グループ
 求められること:コミュニケーション能力
 ○境コメ:積極性が必要。必ず道はコロッと開く。動物だけじゃなく人のためにやっているという意識を持つことは良い。(今回のイベントのような)こういった取りくみを続けていって欲しい。
 
 
先生方からのコメント

◇山本先生
 あせらず時間をかけてください。卒業までがんばってください!
◇境先生
 大学って意外と狭い。反動で(獣医学生が大抵嫌いな)行政や法律が係る大きな組織に入りました。
◇辻山先生
 女性の獣医のたまごの方、来てくれてありがとうございます。結婚して家庭に入るのではなく、男性も支援をして、社会に還元をしてほしい。恵まれたチャンスなので。精神力、体力のある人を歓迎します! 

パネルディスカッションで出た意見

 



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